5月
10月
コナラの紅葉
芽を出すコナラのドングリ
つながってるいきもの
アカシジミ
九州の低い山や丘ではアカシジミはとても珍しいチョウでした。しかし最近は所々で見かけられるようになりました。幼虫はコナラやクヌギを食べますが、炭を作るための林の伐採がなくなり、コナラが大きく育ったからではないかと思われます。5月下旬から6月にかけて成虫が発生します。午後3時から夕方にかけてコナラの樹上を活発に飛びまわります。
アカシジミ成虫
アオスジアオリンガ(蛾)
夏型はアカスジアオリンガに似ていますが、本種は前翅の白帯が平行で間隔が広いという違いがあります。
アオセダカシャチホコ(蛾)
名前にアオとついていますが黄緑色で、黒いバツ印が特色です。
アカイラガ(蛾)
幼虫は大きな突起に、更に二次の刺を持っていますが、イラガ科の中で刺はかなり細い方です。
アカイラガの成虫
アカイラガの幼虫
アカバキリガ(蛾)
幼虫は怒らせるとギシギシ鳴きます。幼虫はミツボシキリガに似ています。
アカヒゲドクガ(蛾)
幼虫に毒針毛はありませんが、強い接触により軽く赤くはれ、1時間以内には治ります。
アシナガオトシブミ
揺籃を作るのに使う葉は落葉性で大柄な葉
を付けるブナ科のものが多いですが常緑のカシ類を使う例もあり、さらにケヤキの例も知られます。揺籃を作るときは葉の一方の端から切れ込みを入れ始め、主脈を乗り越えて反対の端まで切ります。その後に主脈に切れ込みを入れ、それより先の葉を巻いていきます。巻き上げ始めるときに卵を1つだけ産み、そのために卵は揺籃の真ん中近くにあります。オトシブミは首の長い型と口の長い型とに分けられ、本種は口の長いゾウムシ型です。首の部分(前胸背板)の色は上翅と同じく赤い個体と、黒い個体がいます。
アトジロエダシャク(蛾)
春にだけ現れる蛾です。
アメリカシロヒトリ(蛾)
ウコンカギバ(蛾)
ヒメウコンカギバに似ています。本種は翅頂<付近の紋が薄く、外横線も後翅付近で濃くならない傾向があるのですが、解剖しないと正確な区別は難しいです。
ウコンカギバ幼虫
ウコンカギバ成虫
ウコンカギバ蛹
ウスイロギンモンシャチホコ(蛾)
ウスギヌカギバ(蛾)
ウスクモエダシャク(蛾)
ウスタビガ(蛾)
幼虫は触ると鳴きます。
ウスタビガの成虫
ウスタビガの幼虫
ウスタビガの繭
ウスバフユシャク(蛾)
ヤマウスバフユシャク、クロテンフユシャクに似ますが、本種は前翅外横線が緩やかなカーブを描きます。止まったとき左右のどちらが上になるかは、その都度変わるようで、決まってはいません。
ウスバミスジエダシャク(蛾)
前後の翅の横脈紋が4つの細長い目のように見えます。オオバナミガタエダシャクに似ていますが、横脈紋の状態、特に後翅の横脈紋が本種では楕円形の紋の中に細長い線状の淡色部があります。裏側の前翅先端部に淡白色の紋がありません。
エグリトラカミキリ
成虫は食樹の伐採木や倒木に集まるほか、各種の花に来ます。
エゾミドリシジミ
エゾヨツメ(蛾)
オイワケキエダシャク(蛾)
オオアトキハマキ(蛾)
普通種ですがどちらかと言うと寒冷地の蛾で、関東では山に行かないとなかなか見られません。アトキハマキに似ていますが本種の方が地色が薄く、全体に網目模様が目立っています。ヒナタハマキメスと本種メスは外見での区別は大変困難です。
オオシマカラスヨトウ(蛾)
オオシマカラスヨトウの成虫
オオシマカラスヨトウの幼虫
オオトビモンシャチホコ(蛾)
オオバナミガタエダシャク(蛾)
春の個体は夏の個体より明らかに大型。前翅裏先端に特徴的な白い紋があります。ウスバミスジエダシャクに似てはいますが、横脈紋の状態、特に後翅の横脈紋が本種では一様に黒です。裏側の前翅先端部に淡白色の紋があります。前翅真ん中の2本の線が後翅に近づいても平行です。
オトシブミ
コナラなどの葉を巻いて産卵した揺籃を作り、地面に切り落とします。人に言えないことを書いた紙を丸めてわざと道に落としたものを落とし文といいますが、それに似ていることから名前がオトシブミとつけられました。
カギシロスジアオシャク(蛾)
カギバイラガ(蛾)
カシコスカシバ(蛾)
カシノナガキクイムシの被害木
1990年ごろから本州日本海側でナラ類が集団で枯れてしまう病気が確認され、いま全国に広がってきています。伝染性の菌をカシノナガキクイムシが集団で広めてしまうためです。大きく育った木が集団で急速に枯れてしまうのでたいへんです。
カシルリオトシブミ
いるいろな植物で見られますが、イタドリの葉にいることが多いです。
カシワキリガ(蛾)
カシワクチブトゾウムシ
コナラなどの葉でよく見つかる小さなゾウムシです。
カシワマイマイ(蛾)
カシワマイマイの成虫
カシワマイマイの幼虫
キイロクワハムシ
成虫は半分透けたような薄い翅をしていて、とても弱弱しく見えます。
キイロトラカミキリ
各種の花やコナラ・クヌギの伐採木に集まります。クリなどの花でも見られます。
キボシツツハムシ
大変小さいので見つけにくいですが、よく見ると黒と黄色の模様がかわいいです。
キンイロキリガ蛾)
クシヒゲシマメイガ蛾)
クスサン蛾)
クチバスズメ(蛾)
クチバスズメの成虫
クチバスズメの蛹
クチバスズメの幼虫
クヌギカレハ(蛾)の幼虫
クリアナアキゾウムシ
幼虫はコナラやクリなどの根部を食
べます。成虫は比較的大
きな食樹の幹の低い部分で見つかります。
クロウスムラサキノメイガ(蛾)
クロオビフユナミシャク(蛾)
クロスジアオシャク(蛾)
クロテンフユシャク(蛾
クロナガタマムシ
晴れた日の日中に、主にブナ科コナラ族の伐採木に集まって産卵します。
クロモンアオシャク(蛾
クワゴマダラヒトリ(蛾
クワゴマダラヒトリの成虫
クワゴマダラヒトリの幼虫
コシアカスカシバ(蛾)
コシアカスカシバの成虫
コシアカスカシバの被害木
コトビモンシャチホコ(蛾)
コナラシギゾウムシ
コナラのドングリが緑色の若いころ、ドングリに産卵に集まります。秋に落ちたコナラのドングリをよく見ると幼虫がはい出した穴があるのがかなりあります。
コフサヤガ(蛾)
ゴマダラオトシブミ
サラサエダシャク(蛾
サラサリンガ(蛾)
シモフリトゲエダシャク(蛾)
オスは冬尺蛾の中で最大級の大きさです。
シロオビフユシャク(蛾
シロスジカミキリ
日本産では横綱級の大きなカミキリムシです。捕まえると胸の部分を伸縮させてギーギーと鳴きます。昼間はアカガシやアラカシの梢にいて枝や皮をかじって食べていますが、夜になると幹まで降りてきて樹皮を噛んで傷つけ、そこに産卵します。一個産んだら少し横に動いてまた産卵を繰り返しますので、幹を横に取り巻いたような産卵痕が残ります。
シロスジカミキリ成虫
シロスジカミキリ産卵痕
シロスジカミキリ幼虫の食害
シロスジカミキリ幼虫の食痕
シロテンハナムグリ
雑木林や緑地、樹木の多い公園などで見られます。成虫はクヌギやコナラなどの樹液を好みますが、花にも来ます。
シロフフユエダシャク(蛾)
2月から3月の梅の花の咲くちょっと前に出てくる種です。最近関東では1月終りから見られるようになってきたそうです。色には白っぽいものから黒っぽいものまで変異があり、メスの体色も灰色から黒まで変異があります。
スギタニキリガ(蛾)
スジクワガタ
ほかのクワガタが来ないようなコナラなどの古い樹液などにひっそりと集まっています。4亜種に分類されます。
スジモンツバメアオシャク(蛾)
前後翅とも細かいさざ波状を散らします。アオシャクの割には淡い色の個体が多いです。
スズキシャチホコ(蛾)
スモモキリガ(蛾)
翅の縁に黒い点々が残ります。
セダカシャチホコ(蛾)
幼虫は糞を投げます。
チャノウンモンエダシャク(蛾)
チャミノガ(蛾)
ツマキシャチホコ(蛾)
Phalera属内での本種の特徴は、翅頂の黄白色紋の内縁が赤褐色であることです。
ツマキシャチホコの成虫
ツマキシャチホコの幼虫
ツマジロシャチホコ(蛾)
ナカキエダシャク(蛾)
ナカキシャチホコ(蛾)
各横線が不明瞭な個体が多いです。ルリモンシャチホコに似ていますが、本種は前翅前縁基部がその下の基部より黒く、前縁中央が目立って白いです。
ナミガタエダシャク(蛾)
ニセシラホシカミキリ
成虫はハイノキ・ヒメシャラの葉を、穴をたくさんあけたように食べます。
ノコギリクワガタ
クヌギ・コナラ・タブノキなどの樹液によく集まります。
ノコギリクワガタのオス
ノコギリクワガタのメス
ハイイロチョッキリ
成虫はコナラやアラカシの若いドングリの内部に産卵し、ドングリを細枝ごと切り落とします。木の下にだれかがいたずらしたようにドングリが枝葉をつけたままたくさん落ちていたら本種の仕業です。
ハイイロチョッキリの成虫
ハイイロチョッキリが切り落とした細枝
ハイイロチョッキリの産卵痕
ハミスジエダシャク(蛾)
低丘陵地で見られる個体は黒っぽく、寒冷地に行くと白い個体が増えます。
ハラゲチビエダシャク(蛾)
バラルリツツハムシ
成虫は初夏によく見かけますが、コナラの葉にいるのが一番多いようです。
ヒメクロオトシブミ
初夏のころいろいろな広葉樹の葉で見つかりますが、クヌギやコナラの若葉に多いです。
ヒメクロオトシブミの成虫
ヒメクロオトシブミの揺籃
プライヤハマキ蛾)
体長7mm程度。夏型と越冬型があり、斑紋が大きく異なります。ときにナラコハマキと紛らわしいです。個体変異も強いです。
ヘリオビヒメハマキ蛾)
クロサンカクモンヒメハマキに似ていますが、本種は秋に出現します。
ヘリジロヨツメアオシャク蛾)
ボクトウガ蛾)
コナラの樹幹・クヌギの樹幹・肉食:樹液を出させ・そこに集まってきた虫を捕食する。
ホソウスバフユシャク(蛾)
Inurois属では冬の最後の方に出現する種。冬の終わりを告げる蛾です。
ホソバシャチホコ蛾)
ホソバトガリエダシャク(蛾
ヒロバトガリエダシャクに似ていますが、本種の前翅の方が細いです。
マエキカギバ(蛾)
マエシロモンキノカワガ(蛾)
マツオオエダシャク(蛾)
フトオビエダシャクなどに似ていますが、本種は、前翅に棒状の黒い横脈紋がはっきりあって、外横線はあまり曲がりは強くなく外縁とほぼ平行、もっと褐色の短線が散布されるので、普通はちょっと汚い感じに見えます。山地で普通です。横線の変異個体もあります。
マルモンヒメアオシャク(蛾)
ミヤマカミキリ
夜間樹液に集まり、食樹の裂け目などに産卵します。灯火にも来ます。
ミヤマカミキリの成虫
ミヤマカミキリの被害を受けた木
ミヤマセセリ
落葉樹の疎林の地表近くをパトロールして回り、翅を開いて地面にとまり日光浴をします。
ムクゲコノハ(蛾)
ムラサキトガリバ蛾)
ニッコウトガリバに似ています。前翅中央部が白っぽい個体も多いです。
モンキキナミシャク蛾)
ナカモンキナミシャクに似ていますが、本種は外横線が前翅の下側(止まっていると内側)で曲がりません。個体変異は激しい方です。
モンシロドクガ(蛾)
幼虫は極めて多数の微細な毒針毛を持っていて、蕁麻疹のような皮膚炎を起こします。痒みはとても強く治癒に約10日かかります。
モンシロドクガの成虫
モンシロドクガの幼虫
ヤマトカギバ(蛾)
ヤママユ
幼虫はクリ、クヌギ、シデなどを食べ、成虫は8月下旬から9月上旬にかけて現れる大型のガです。成虫は個体によって様々な色合いがあり、最もバラエティーに富んだガの一つです。山では早い木はそろそろ紅葉が始まりますが、その色を真似ているのでしょうか。これら食樹の葉には揃って縁にそって突起があり、幼虫に生える毛はそれを真似ているようです。
ヤママユのオス
ヤママユのオス
ヤママユのオス
ヤママユのオス
ヤママユのオス
ヤママユのオス
ヤママユのメス
ヤママユのメス
ヤママユのメス
ヤママユの若齢幼虫
ヤママユの終齢幼虫ようちゅう
ヤママユの終齢幼虫ようちゅう
ヤママユの蛹
ヤママユの卵
リンゴコブガ(蛾)
リンゴドクガ(蛾)
幼虫の背中の黒い毛は、怒ったときに現れます。
リンゴドクガの成虫
リンゴドクガの幼虫
ルリオビナミシャク(蛾)
ルリモンエダシャク(蛾)
ワモンサビカミキリ
伐採枝を積んであったりするとよく見かけます。
ドクガ(蛾)
幼虫は大変に多数の微細な毒針毛を持っていて、蕁麻疹みたいなの皮膚炎を起こします。たいへん痒く治癒に約10日かかります。
ドクガの成虫
ドクガの幼虫
やってみよう!
わかるかな?(3択クイズ)
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