4~5月
翌年11月
若葉をこすると小さな毛が粉状になる。それが垢のようなのでアカガシと呼ばれる由来になったとも言われてる。
つながってるいきもの
キリシマミドリシジミ
脊振山地の600m以上の高さのところに生えるアカガシにはキリシマミドリシジミというチョウが住んでいます。卵で冬を超し、新芽の頃に幼虫がかえって柔らかい葉を食べ、7月~8月になると成虫が見られます。オスの翅の裏は白で表は金 緑色ですが、メスの裏は暗い模様が入り表は翅の中央部が青紫色です。オスはアカガシの上を素早く飛び回ります。
キリシマミドリシジミ♀成虫
キリシマミドリシジミ♂成虫
キリシマミドリシジミ♂成虫
キリシマミドリシジミ卵
シロスジカミキリ
日本産では横綱級の大きなカミキリムシです。捕まえると胸の部分を伸縮させてギーギーと鳴きます。昼間はアカガシやアラカシの梢にいて枝や皮をかじって食べていますが、夜になると幹まで降りてきて樹皮を噛んで傷つけ、そこに産卵します。一個産んだら少し横に動いてまた産卵を繰り返しますので、幹を横に取り巻いたような産卵痕が残ります。
シロスジカミキリ成虫
シロスジカミキリ産卵痕
シロスジカミキリ幼虫の食害
シロスジカミキリ幼虫の食痕
アオセダカシャチホコ(蛾)
名前にアオとついていますが黄緑色で、黒いバツ印が特色です。
アカシジミ
九州の低い山や丘ではアカシジミはとても珍しいチョウでした。しかし最近は所々で見かけられるようになりました。幼虫はコナラやクヌギを食べますが、炭を作るための林の伐採がなくなり、コナラが大きく育ったからではないかと思われます。5月下旬から6月にかけて成虫が発生します。午後3時から夕方にかけてコナラの樹上を活発に飛びまわります。
アカシジミ成虫
アトジロエダシャク(蛾)
春にだけ現れる蛾です。
ウコンカギバ(蛾)
ヒメウコンカギバに似ています。本種は翅頂 付近の紋が薄く、外横線も後翅付近で濃くならない傾向があるのですが、解剖しないと正確な区別は難しいです。
ウコンカギバ幼虫
ウコンカギバ成虫
ウコンカギバ蛹
ウスクモエダシャク(蛾)
ウスバミスジエダシャク(蛾)
前後の翅の横脈紋が4つの細長い目のように見えます。オオバナミガタエダシャクに似ていますが、横脈紋の状態、特に後翅の横脈紋が本種では楕円形の紋の中に細長い線状の淡色部があります。裏側の前翅先端部に淡白色の紋がありません。
カギバアオシャク(蛾)
カシコスカシバ(蛾)
キクスイモドキカミキリ
カシ・シイ類など多くの種類の枯木に集まり、灯火にも飛んできます。
クロモンキリバエダシャク(蛾
strong>セダカシャチホコ(蛾)
幼虫は糞を投げます。
ナミガタエダシャク(蛾)
ムラサキトガリバ蛾)
ニッコウトガリバに似ています。前翅中央部が白っぽい個体も多いです。
やってみよう!
わかるかな?(3択クイズ)
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佐賀とのつながり
鳥栖市石谷山のアカガシの森
アカガシの大きな木がたくさん生えています。
唐津曳山取締会の曳山の里づくり(アカガシの森づくり)
唐津くんちの曳山修復に欠かせないアカガシの木材確保のため、唐津市七山の山林に、2018年にアカガシの苗木600本を植えて育てられています。