タイサンボク | みんなの森プロジェクト

タイサンボク

Magnolia grandiflora

モクレン科

モクレン属

明治(めいじ)時代(じだい)に北(きた)アメリカからはいってきた木(き)です。アメリカの南部(なんぶ)を代表(だいひょう)する木(き)とされており、日本(にほん)の気候(きこう)にもあってるので公園(こうえん)などによく植(う)えられています。まっ白(しろ)な大(おお)きな花(はな)はとてもいい香(かお)りがします。花(はな)は上向(うわむ)きに咲(さ)き、花数(はなかず)も多(おお)くないため、大(おお)きな木(き)では花(はな)が咲(さ)いてるのに気(き)づかないこともあります。葉(は)は厚(あつ)くて堅(かた)くつやがあります。葉(は)の裏側(うらがわ)には茶色(ちゃいろ)い小(ちい)さな毛(け)がびっしりはえています。

花が咲く時期
5～6月

実がなる時期
9月

分類：常緑高木

2022.6.16 佐賀県森林公園

タイサンボクの花

タイサンボクの実

2022.6.16 佐賀県森林公園

タイサンボクの葉

タイサンボクの樹皮

タイサンボクの冬芽

タイサンボクはアイコンの公園で見ることができます。

佐賀県内の公園別樹木マップがみれる
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つながってる
いきもの

やって
みよう！

つながってるいきもの

ミカドアゲハ
ミカドアゲハは東南とうなんアジアから日本にほんの中国ちゅうごく地方ちほうまで分布ぶんぷするチョウで、みなさんのまわりでは普通ふつうはオガタマノキを食たべていますが、北きたアメリカの樹木じゅもくのタイサンボクも同おなじように食たべます。同おなじモクレン科かの植物しょくぶつですから食たべるのでしょう。タイサンボクの葉裏はうらには短みじかい毛けが生はえており、蛹さなぎの足あしがかりの糸いとがくっつきにくく、落おちかけてぶら下さがる蛹さなぎもみます。
ミカドアゲハ成虫せいちゅう

ミカドアゲハ初齢しょれい幼虫ようちゅう

ミカドアゲハ幼虫ようちゅう

ミカドアゲハ３齢れい幼虫ようちゅう

ミカドアゲハ終齢しゅうれい幼虫ようちゅうの食痕しょっこん

やってみよう！

タイサンボクの葉っぱでつくってみよう！

タイサンボクの葉っぱは、肉厚で光沢が強く、つるつるした質感が特徴的です。見た目も手触りもまるで皮のような葉っぱは、ドライフラワーや木の実との相性もぴったり。葉っぱを2枚重ねて、紐でつなぎ合わせた中にドライフラワーや木の実を飾るとおしゃれな壁飾りになります。タイサンボクの葉っぱを見つけたときは、ぜひ拾ってみてくださいね。