クマノミズキ
Cornus macrophylla
ミズキ科
ミズキ属
紀伊(きい)半島(はんとう)熊野(くまの)地方(ちほう)発見(はっけん)されたと(つた)えられ、(えだ)()ると樹液(じゅえき)がしたたり()ちるので、クマノミズキの名前(なまえ)がついたと()われています。熊野(くまの)地方(ちほう)だけでなく西日本(にしにほん)には(ひろ)分布(ぶんぷ)しており、佐賀県(さがけん)でもふつうに()られる()です。梅雨(つゆ)時期(じき)(しろ)小花(こばな)(あつ)まってたくさん()きます。(みどり)(おお)時期(じき)なので(しろ)(はな)目立(めだ)ちます。樹皮(じゅひ)縦方向(たてほうこう)(あさ)(すじ)もようが(はい)るのもクマノミズキの特徴(とくちょう)です。
花が咲く時期
6~7月
実がなる時期
7~10月
分類:落葉高木
2022.6.19 佐賀市富士町栗並
クマノミズキの花
2022.8.20 唐津市岸岳
クマノミズキの実
2022.6.8 佐賀市羽金山
クマノミズキの葉
クマノミズキの樹皮
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つながってるいきもの

キアシドクガ
近年特きんねんとくられるようになったのが6月頃がつごろミズキやクマノミズキの枝先えださき集団しゅうだんまわるキアシドクガです。むかしはこのような現象げんしょうおぼえがないのですが、いまは、峠道とうげみちなどでミズキがえているとよくられます。まるでモンシロチョウがんでいるかのようです。成虫せいちゅう純白じゅんぱくはねち、あし黄色きいろえているのですぐに見分みわけがきます。
キアシドクガ幼虫ようちゅう

キアシドクガ成虫せいちゅう

アオバシャチホコ

アゲハモドキ
7がつごろにミズキの葉裏はうらさがすと不思議ふしぎなものがつかります。しろ細長ほそながく、つのみたいなものがたくさんています。これはアゲハモドキというガの幼虫ようちゅうです。しろつの幼虫ようちゅう分泌物ぶんぴつぶつです。8がつになると成虫せいちゅうられますが、ジャコウアゲハにそっくりです。ジャコウアゲハは体内たいないどくつのでとりべませんから、それを真似まねしておなかまでそっくりなのです。
アゲハモドキ成虫せいちゅう

アゲハモドキ成虫せいちゅう

アゲハモドキ幼虫ようちゅう

アゲハモドキ幼虫ようちゅう

どくがあるジャコウアゲハ成虫せいちゅう

アトジロエダシャク(
はるにだけあらわれるです。

チャハマキ(
幼虫ようちゅうは、おどろくほどおおくの種類しゅるいにわたる植物しょくぶつべます。

ナカアオフトメイガ(
斑紋はんもん変異へんいがあります。前翅ぜんしくろちかくて、不明瞭ふめいりょうでもふとおびがあるなら、本種ほんしゅ可能性かのうせいたかいです。ウスグロフトメイガにていますが、本種ほんしゅ前翅ぜんし外横線がいおうせん後縁こうえんあたりで水平すいへいになる傾向けいこうがあります。

ヒトツメカギバ(

フタテンシロカギバ(

ホシベッコウカギバ(

マダラカギバ(

わかるかな?(3択クイズ)

問題です。

答え

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不正解ふせいかい
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