つながってるいきもの

モモチョッキリ
モモの実みが少すこし大おおきくなる頃ころ、突然とつぜんに枝先えださきが何本なんぼんも折おれてぶらさがる害がいに合あうことがあります。枝先えださきについていた大おおきくなる予定よていの実みはだんだんしわがれてしまいます。これはオトシブミの仲間なかまのモモチョッキリの仕業しわざです。未熟みじゅくなモモの実みに産卵さんらん、手前側てまえがわで枝えだに大おおきく傷きずを入いれ、先さきをしわがれさせてしまうのです。成虫せいちゅうはゾウムシ型かたで紫むらさきの光沢こうたくがあります。
モモチョッキリ成虫枝せいちゅうえだを切断中せつだんっちゅう


モモチョッキリ成虫せいちゅうメス

アカイラガ（蛾が）
幼虫ようちゅうは大おおきな突起とっきに、更さらに二次にじの刺とげを持もっていますが、イラガ科かの中なかで刺とげはかなり細ほそい方ほうです。
アカイラガの成虫せいちゅう

アカイラガの幼虫ようちゅう

ウスバフユシャク（蛾が）
ヤマウスバフユシャク、クロテンフユシャクに似にますが、本種ほんしゅは前翅ぜんし外横線がいおうせんが緩ゆるやかなカーブを描えがきます。止とまったとき左右さゆうのどちらが上うえになるかは、その都度つど変かわるようで、決きまってはいません。

ウメエダシャク
ウメの木きを食たべる有名ゆうめいな昆虫こんちゅうの一ひとつはウメエダシャクというガです。幼虫ようちゅうはウメの葉はを食たべるシャクトリムシです。成虫せいちゅうは昼間ひるまウメの木きの周まわりをヒラヒラとゆっくり飛とんで回まわっています。昔むかしはそう多おおい昆虫こんちゅうではなかったのですが、近年きんねんは庭にわに植うえたウメなどでもよく見みかけられるようになりました。よく似にたガにトンボエダシャクがいますが模様もようが違ちがいます。
ウメエダシャク成虫せいちゅう

ウメスカシクロバ（蛾が）

オオシモフリスズメ（蛾が）
幼虫ようちゅう･蛹さなぎ･成虫せいちゅうとも鳴なきます(音おとを発はっします)。

オビカレハ（蛾が）
オビカレハの成虫せいちゅう

オビカレハの幼虫ようちゅう

カレハガ（蛾が）幼虫ようちゅう