コブシ | みんなの森プロジェクト

コブシ

Magnolia praecocissima

モクレン科

モクレン属

早春(そうしゅん)にまっ白(しろ)な花(はな)を枝(えだ)いっぱいにつけて春(はる)の訪(おとず)れを知(し)らせてくれる木(き)です。北国(きたぐに)の人々(ひとびと)にとってコブシの花(はな)は春(はる)の農作業(のうさぎょう)の目安(めやす)でした。タネマキザクラの別名(べつめい)もあります。また、コブシの花(はな)が多(おお)いと豊作(ほうさく)になるという言(い)い伝(つた)えもあります。実(み)が人(ひと)の握(にぎ)りこぶしのような形(かたち)をしているので、コブシの名前(なまえ)がつきました。カラスがこの実(み)をよく食(た)べにきます。

花が咲く時期
3月

実がなる時期
10月

分類：落葉高木

コブシの花

2023.10.12 白石中央公園

コブシの実

コブシの葉

コブシの樹皮

コブシの冬芽

コブシはアイコンの公園で見ることができます。

佐賀県内の公園別樹木マップがみれる
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つながってる
いきもの

つながってるいきもの

コブシハバチ
コブシやオガタマノキの葉はに、５月がつ頃ごろ派手はでに昆虫こんちゅうに食たべられた痕あとが見みられることがあります。犯人はんにんを探さがすと同おなじ葉はに何匹なんびきもイモムシが丸まるまったようについています。これはコブシハバチの幼虫ようちゅうです。ハチには腰こしが細ほそくて刺さす針はりを持もつグループと腰こしが太ふとくて刺さす針はりを持もたないグループがありますが、コブシハバチは後うしろのグループで、葉はを食たべるベジタリアンです。
コブシハバチ幼虫ようちゅう