アキグミ
Elaeagnus umbellata
グミ科
グミ属

秋に実が熟すのでアキグミと呼ばれます。実の形は小さく真ん丸で、生のまま食べるとすっぱいので、ジャムや果実酒に使われます。葉の裏側には小さい毛がたくさんあって銀色をしており、木には刺があります。根がよく発達し、やせた土地でもよく育つため、斜面の土留めや海岸の砂防・風除けとして植栽されます。花ははじめ白色で時間とともに黄色くなってきます。

5月

10~11月


2022.5.18 唐津市作礼山


2020.9.4 佐賀市金立公園

2020.9.4 佐賀市金立公園

つながってるいきもの
グミオオウスツマヒメハマキ
北海道から屋久島まで分布し、暖地では3~10月に成虫が見られる小さなガで、茶色~焦げ茶色の翅の翅頂に目立つ大きく白い部分があります。幼虫はグミ科のナツグミやアキグミなどの葉を二枚重ね合わせた間隙に巣を作り、葉を裏側から薄くかじるので、かじられた部分は茶色く変色して枯れ、とても目立ちます。葉を剥がすと幼虫は素早く落下します。
グミオオウスツマヒメハマキの巣
ウスアトキハマキ(蛾)
オオアトキハマキ(蛾)
普通種ですがどちらかと言うと寒冷地の蛾で、関東では山に行かないとなかなか見られません。アトキハマキに似ていますが本種の方が地色が薄く、全体に網目模様が目立っています。ヒナタハマキメスと本種メスは外見での区別は大変困難です。
ウスバミスジエダシャク(蛾)
前後の翅の横脈紋が4つの細長い目のように見えます。オオバナミガタエダシャクに似ていますが、横脈紋の状態、特に後翅の横脈紋が本種では楕円形の紋の中に細長い線状の淡色部があります。裏側の前翅先端部に淡白色の紋がありません。
やってみよう!

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