ヒイラギ
Osmanthus heterophyllus
モクセイ科
モクセイ属
葉のふちに鋭いトゲがありますが、木が成長して大きくなるとトゲのない丸い葉っぱになります。葉に触れると痛みを感じ、ひりひり痛むことを古語で「ひひらく」と言うそうで、それがヒイラギの名前になったと言われています。節分にこの木の枝や葉を戸口に刺しておくと鬼が入ってこないと言われています。花が冬に咲くので、ヒイラギを漢字で柊と書きます。
花が咲く時期
12月
12月
実がなる時期
6月
6月
つながってるいきもの
ヘリグロテントウノミハムシ
近年、庭木で目立つのはヒイラギ類の葉が透けたように枯れ、みっともなくなる虫害です。生け垣にしてあるところでは軒並み葉がやられています。常緑樹ですから葉の更新が遅く、いつまでもみすぼらしいままです。犯人はヘリグロテントウノミハムシという、テントウムシに擬態した小さなハムシです。驚かせるとピンと飛びます。成虫で越冬します。
ヘリグロテントウノミハムシ幼虫
ヘリグロテントウノミハムシ成虫
ヘリグロテントウノミハムシ樹皮下で越冬中
イボタガ
イボタなどと同じくイボタガの幼虫が食べます。イボタガの仲間は東ヨーロッパから中東、東アジアにかけて分布していますが、それぞれの地方で少しずつ色や形が違い、種類も違います。面白いことに2種類以上混じって住んでいる地方はなく、日本もイボタガ1種しかいません。イボタガの仲間は独特の色合いと模様を持っているので、たいへん人気があります。
イボタガ成虫
イボタガ若齢幼虫
イボタガ中齢幼虫
イボタガ終齢幼虫
サザナミスズメ(蛾)
シマケンモン(蛾)
どちらかというと暖地性の蛾です。温暖化などにより分布域が北上しているようです。
シモフリスズメ(蛾)
幼虫には緑色型と褐色型があり、褐色型は個体によって紫色斑紋の変異が大きいです。その他幼虫の特徴は、尾角の表面がツブツブ状、側面の斜線条とその先端から出ている背中の逆八の字紋、胸節にあるツブ状のラインなどで見分けます。
シモフリスズメの成虫rt>せいちゅう
シモフリスズメの幼虫rt>ようちゅう
マエアカスカシノメイガ(蛾)
成虫のオスの尻尾には黒い毛束があります。南の方では年中います。
やってみよう!
わかるかな?(3択クイズ)
問題です。
答え
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不正解
は不正解です。
不正解
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不正解
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