イヌザンショウ | みんなの森プロジェクト

イヌザンショウ

Zanthoxylum schinifolium

ミカン科

サンショウ属

料理(りょうり)に使(つか)われるサンショウによく似(に)ていますが、葉(は)や実(み)の香(かお)りはサンショウにくらべるとよくありません。イヌザンショウの名前(あまえ)もサンショウに似(に)てるけど劣(おと)っているという意味(いみ)があります。枝(えだ)にはトゲがあります。森(もり)が切(き)り開(ひら)かれたりして日当(ひあ)たりがよくなる場所(ばしょ)に最初(さいしょ)に出(で)てくる木(き)でもあります。秋(あき)につく実(み)は黒(くろ)くて小(ちい)さく、日(ひ)が当(あ)たるときらきら光(ひか)ってきれいです。

花が咲く時期
7～8月

実がなる時期
10月

分類：落葉低木

2022.8.6 佐賀市富士町市川

イヌザンショウの花

2022.10.2 佐賀市天山

イヌザンショウの実

イヌザンショウの葉

イヌザンショウの樹皮

つながってる
いきもの

イヌザンショウの枝えだのトゲは互たがい違ちがいに出でてる。

イヌザンショウの紅葉こうよう（2022.11.25 　21世紀県民の森）

つながってるいきもの

イヌザンショウの花はなが好すきな昆虫こんちゅう
イヌザンショウはサンショウとは親戚しんせきで、ナミアゲハの幼虫ようちゅうがいたりしますが、花はなの咲さく時期じきにはハチ、ハエ、ハナムグリ、ガ、チョウなどの蜜みつが大好だいすきな昆虫こんちゅうたちがたくさん蜜みつを吸すいにやってきます。大おおきな花はながポツンポツンと咲さいているわけではなく、小ちいさな花はながテーブルみたいに広ひろがってたくさん開ひらきますから、やってきた昆虫こんちゅうが長ながい時間じかん蜜みつを吸すっています。
アオスジアゲハ

アオハナムグリ

イチモンジセセリ

オオハキリバチ

オオハナアブ

コアオハナムグリ

キタキチョウ

ツチバチの一種いっしゅ

ツマグロヒョウモン

ナミアゲハ幼虫ようちゅう

ハラナガツチバチ