つながってるいきもの

クワコ
クワで思おもい出だすものの一ひとつはカイコでしょう。カイコは、絹きぬ糸いとを取とるために人間にんげんが長ながい間あいだかけて品種ひんしゅ改良かいりょうしてきた昆虫こんちゅうです。では品種ひんしゅ改良かいりょうする前まえの昆虫こんちゅうはどれなのでしょうね。一般いっぱんにはカイコと同おなじくクワやヤマグワを食たべるクワコというガがカイコの原種げんしゅとされています。カイコのメスは品種ひんしゅ改良かいりょうで翅はねが退化たいかして飛とべませんが、クワコは飛とび回まわることができます。
クワコ

クワコの繭まゆ

アカアシアオシャク（蛾が）
腹はらが赤あかく、翅はねの縁ふちに赤褐色あかかっしょくのまだら模様もようがあります。オスの触角しょっかくは櫛くしの歯状はじょうで縁毛みどりげに赤斑せきはんが入はいります。後翅うしろばねに特徴的とくちょうてきな切きれ込こみがあります。

アカイラガ（蛾が）
幼虫ようちゅうは大おおきな突起とっきに、更さらに二次にじの刺とげを持もっていますが、イラガ科かの中なかで刺とげはかなり細ほそい方ほうです。
アカイラガの成虫せいちゅう

アカイラガの幼虫ようちゅう

アカハラゴマダラヒトリ（蛾が）
翅はねがちょっと黄色きいろみがかっていれば近似種きんじしゅのキハラゴマダラヒトリです。春はるは翅はねの黒点こくてんが少すくなめになります。

アメリカシロヒトリ（蛾が）

ウスバミスジエダシャク（蛾が）
前後ぜんごの翅はねの横脈紋おうみゃくもんが4つの細長ほそながい目めのように見みえます。オオバナミガタエダシャクに似にていますが、横脈紋おうみゃくもんの状態じょうたい、特とくに後翅こうしの横脈紋おうみゃくもんが本種ほんしゅでは楕円形だえんけいの紋もんの中なかに細長ほそながい線状せんじょうの淡色部たんしょくぶがあります。裏側うらがわの前翅ぜんし先端部せんたんぶに淡白色たんはくしょくの紋もんがありません。

カクモンヒトリ（蛾が）
カクモンヒトリの成虫せいちゅう

カクモンヒトリの幼虫ようちゅう

キイロクワハムシ
成虫せいちゅうは半分はんぶん透すけたような薄うすい翅はねをしていて、とても弱弱よわよわしく見みえます。

キハラゴマダラヒトリ（蛾が）

クワカミキリ

クワゴマダラヒトリ（蛾が
クワゴマダラヒトリの成虫せいちゅう

クワゴマダラヒトリの幼虫ようちゅう

クワハムシ
青黒あおぐろい色いろをしたハムシは種類しゅるいが多おおいのでなかなか覚おぼえられませんが、ハムシは食たべる植物しょくぶつが種類しゅるいごとに決きまっているので、植物しょくぶつを頼たよりに探さがすといいです。

コウゾハマキモドキ（蛾が）

ゴマダラカミキリ
生木なまぎの幹みきに傷きずをつけて産卵さんらんします。幼虫ようちゅうは木きの内部ないぶを食たべるため、ミカンなどの果樹かじゅでは被害ひがいが大おおきいです。
ゴマダラカミキリの成虫せいちゅう

ゴマダラカミキリがつけた木きの傷きず

シロシタヨトウ（蛾が）

スジモンヒトリ（蛾が）
スジモンヒトリの成虫せいちゅう

スジモンヒトリの幼虫ようちゅう

スジモンヒトリの繭まゆ

チビスカシノメイガ（蛾が）
クワノメイガに似にています。

ツマトビキエダシャク（蛾が）

トガリシロオビサビカミキリ
広葉樹こうようじゅの枯木かれきや弱よわった木きに集あつまりますが特とくにフジに多おおいです。
トガリシロオビサビカミキリの成虫せいちゅう

トガリシロオビサビカミキリの幼虫ようちゅう

トガリシロオビサビカミキリが空あけた穴あな

ヒメシロモンドクガ（蛾が）
幼虫ようちゅうは毒針毛どくしんもうはありませんが、強つよい接触せっしょくにより軽かるい赤味あかみが出で、1時間じかん以内いないに治なおります。
ヒメシロモンドクガの成虫せいちゅう

ヒメシロモンドクガの幼虫ようちゅう

フクラスズメ（蛾が）
幼虫ようちゅうは触さわるとイヤイヤします。最後さいごは緑色みどりいろの液えきを吐はいて嫌いやがります。
フクラスズメの成虫せいちゅう

フクラスズメの幼虫ようちゅう

フタスジヒトリ（蛾が）

ミダレカクモンハマキ（蛾が
年ねん1化かですが、幼虫ようちゅうは何なんでも食たべます。雌雄しゆうで翅型しけいも斑紋はんもんも違ちがうし、幼虫ようちゅうの大おおきさもオス・メスで違ちがいます。
ミダレカクモンハマキの成虫せいちゅう

ミダレカクモンハマキの幼虫ようちゅう

ヨモギエダシャク（蛾が
個体こたい変異へんいが強つよい種しゅ。本種ほんしゅは一属いちぞく一種いっしゅで、分類上ぶんるいじょう独立どくりつした種類しゅるいのようで、他ほかの地味系じみけいエダシャクとは微妙びみょうに違ちがいがあります。前翅ぜんしの形かたちに特徴とくちょうがあり、僅わずかな差さですが、他ほかの地味系じみけい（cleora属ぞく,hypomecis属ぞく）などよりも若干じゃっかん細長ほそながい傾向けいこうがあります。この前翅ぜんしの形かたちが第一だいいち印象いんしょうに直結ちょっけつする一ひとつの要素ようそです。同おなじような前翅ぜんしの形かたちをしている地味系じみけいでは、セブトエダシャクなどがいますが、横線よこせんなどで見分みわけられます。
ヨモギエダシャクの成虫せいちゅう

ヨモギエダシャクの幼虫ようちゅう

ワモンサビカミキリ
伐採ばっさい枝えだを積つんであったりするとよく見みかけます。

ワモンヒョウタンゾウムシ
野生やせいのクワで見みつかります。成虫せいちゅうは体からだが横よこに膨ふくれていて、上うえから見みるとヒョウタン型がたをしています。

ワタヘリクロノメイガ（蛾が
オスは尾端びたんの毛塊けだまが発達はったつします。

チャエダシャク（蛾が）
幼虫ようちゅうは4~5月がつ･成虫せいちゅうは11月がつに出現しゅつげんします。12月がつ初旬しょじゅんに落葉樹らくようじゅの林はやしで見みることが多おおいです。灯火とうかにはあまり来きません。

ニトベエダシャク（蛾が）

モンシロツマキリエダシャク蛾が
平野へいやまで広ひろく分布ぶんぷするので見みかけることが多おおいです。

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