つながってるいきもの

ツツジの花はなに来くるアゲハチョウ
花はなの多おおくは昆虫こんちゅうに花粉かふんを運はこんでもらい、種たねを作つくります。そのために昆虫こんちゅうが来くるように蜜みつを出だすわけですが、花はなに集あつまる昆虫こんちゅうは様々さまざまです。そこで、ある決きまった昆虫こんちゅうに花粉かふん運はこびをしてもらおうと花はなの作つくりを変かえたりします。ツツジは大おおきく開あいた花はなの奥おくに蜜みつがあり、アゲハチョウがもぐりこむようにして吸すうときに翅はねに花粉かふんがつくよう長ながい雄おしべを持もっています。
カラスアゲハ成虫せいちゅう


クロアゲハ成虫せいちゅう


ジャコウアゲハ成虫せいちゅう

ナガサキアゲハ成虫せいちゅう

ナミアゲハ成虫せいちゅう

ミヤマカラスアゲハ成虫せいちゅう

オキナワルリチラシ（蛾が）

キドクガ（蛾が）
キドクガの成虫せいちゅう

キドクガの成虫ようちゅう

キバラケンモン（蛾が）の幼虫ようちゅう

ツツジグンバイ
ツツジの害虫がいちゅうとして知しられ、成虫せいちゅう幼虫ようちゅうともに葉裏はうらで汁しるを吸すいます。吸すわれた葉はは白しろくまだらになり見栄みばえが悪わるくなります。

テングイラガ（蛾が）
幼虫ようちゅうは肉質にくしつ突起とっき上じょうに多数たすうの毒棘どくばりを持もち、触ふれると激痛げきつうを与あたえます。赤あかく腫はれますがほとんど痒かゆみはなく、3日か位ぐらいで治癒ちゆします。
テングイラガの成虫せいちゅう

テングイラガの幼虫ようちゅう

ルリチュウレンジ
幼虫ようちゅうは集団しゅうだんでツツジの葉はを食くい荒あらします。枝先えださきが坊主ぼうずになったりします。成虫せいちゅうはツツジ付近ふきんを飛とんでいることが多おおいです。
ルリチュウレンジの幼虫ようちゅう

ルリチュウレンジの成虫せいちゅう

エグリヅマエダシャク（蛾が）

コツバメ
近年きんねん随分ずいぶんと減へってしまった昆虫こんちゅうの一ひとつにコツバメという小ちいさなチョウがいます。春はるだけその姿すがたを見みせ、小ちいさくて地味じみな色いろをして林縁りんえんや枝先えださきを素早すばやく飛とび回まわりますので、なかなか目めに止とまりません。こういう春はるにしか現あらわれない生いき物ものたちをスプリング・エフェメラルと呼よびます。幼虫ようちゅうはツツジ科かのアセビ、シャシャンボ、ツツジ、シャクナゲなどを食たべます。
コツバメ成虫せいちゅう

オカモトトゲエダシャク（蛾が）
クワトゲエダシャクに似にていますが、本種ほんしゅは中横線ちゅうおうせん（黒くろい線せん）の外側そとがわに広ひろく白しろい帯おびが出でます。メスはなかなか見みつかりません。幼虫ようちゅうは触さわるとすぐに丸まるくなります。色的いろてきには鳥とりのフンにでも擬態ぎたいしているようですが、いつも歩あるき回まわっているので、かえって目立めだってしまっているようです。1~2週間しゅうかんで蛹化ようかしますが、羽化うかするのは来春らいしゅんです。夏なつ、冬越ふゆごしが難むずかしく、普通種ふつうしゅの割わりには飼育しいく羽化うかさせるのが難むずかしいガです。

コガタツバメエダシャク蛾が

ゴマフキエダシャク蛾が

ナカウスエダシャク（蛾が）
ウスバキエダシャク、ウスバシロエダシャク、およびヒメナカウスエダシャクに似にていますが、本種ほんしゅは春はる~晩秋ばんしゅうに出現しゅつげんし低地ていち~山地さんちにいます。前翅ぜんしは全体ぜんたいに暗くらく、中央ちゅうおう部分ぶぶんがメスでは白しろ。地味じみなエダシャクの中なかで晩秋ばんしゅうまで残のこっているのはこの種しゅがほとんどです。

ニトベエダシャク（蛾が）

ヒメノコメエダシャク蛾が
体からだを斜ななめにして、腹部ふくぶの先端せんたんを片方かたほうの翅はねに触さわるように曲まげてとまることが多おおいです。

フトフタオビエダシャク蛾が
個体こたいの変異へんいが多おおいです。ウスジロエダシャクに似にますが、本種ほんしゅは外横線がいおうせんが斜ななめに走はしります。内ない外横線がいおうせんの曲まがり具合ぐあいがより強つよいです。

モンシロツマキリエダシャク蛾が
平野へいやまで広ひろく分布ぶんぷするので見みかけることが多おおいです。

リンゴツノエダシャク蛾が

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