モッコク
Ternstroemia gymnanthera
サカキ科
モッコク属

佐賀県では標高500メートル以下の暖かい地域で見られます。葉は肉厚で光沢があり一年中青々としているので庭木としてよく植えられています。庭木の王とも言われています。秋には赤い実がたくさんついて美しくアカミノキとも呼ばれます。木材は赤みがあって堅く木工品などに利用されます。また白アリにも強いため、沖縄県では貴重な木材とされています。

7月

10月




2022.8.31 唐津市岸岳


モッコクの木材は特に赤い
つながってるいきもの
モッコクヒメハマキ
公園などで刈り込んだモッコクが密植されている場合、よく若芽の部分が軒並み枯れたように汚らしくなっていることがあります。これはおそらくモッコクヒメハマキという小型の幼虫が発生し、加害しているに違いありません。かえって山中に1本ぽつんと生えている大きなモッコクにはほとんど害がないのが面白いです。こまった害虫ですね。現在温暖化で北上中と思われる種です。
モッコクヒメハマキ幼虫の巣
モッコクヒメハマキ蛹
やってみよう!

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