アブラギリ
Vernicia cordata
トウダイグサ科
アブラギリ属

中国からはいってきた木です。小さな花が集まって咲きとてもきれいです。花の中心部が黄色から赤に変化します。タネから油を絞って採るために、むかしから栽培されていました。採った油は塗料や印刷インキ、油紙の材料として使われていました。実には毒があり、食べると嘔吐や下痢の症状を起こします。油が採れ、キリの葉のように大きな葉をつけるのでアブラギリの名前があります。

5月

10月


2022.5.27 唐津市七山藤川

2022.9.13 鹿島市平谷

2022.5.27 唐津市七山藤川

2022.8.20 唐津市岸岳

アブラギリ蜜腺
アブラギリの紅葉
つながってるいきもの
オオキンカメムシ
臭いことで知られるカメムシの中にキンカメムシと呼ばれるきれいなカメムシの一群がいます。中でも立派で大きいのがこのオオキンカメムシです。幼虫はアブラギリの葉などから汁を吸って成長します。成虫になった後、晩秋から初冬にかけて暖かな場所に集団で移動し、樹林の中に集まって木の葉裏などにとまりじっと冬を過ごします。
オオキンカメムシ成虫
キオビゴマダラエダシャク(蛾)
ヒメクロイラガ(蛾)
幼虫は肉質突起上に多数の毒棘を持ち、接触時に激痛を与えます。発赤や丘疹を生じますがほとんど痒みはなく、3日くらいで治ります。
ヒメクロイラガの幼虫
ヒメクロイラガの被害を受けた葉
やってみよう!

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