7~9月
10月
つながってるいきもの
クズで見られるコウチュウ3種
一番見られるのが一番小さなクズノチビタマムシ。クズの葉の表にいて葉を端から曲がりくねって食べます。次は茎をはっているオジロアシナガゾウムシ。白黒に染め分けたゾウムシです。この色は鳥の糞に擬態して身を守っていると言われます。最後が一番大きなシロコブゾウムシです。これも茎にいますが普通のゾウムシよりも口が短く、横に広いです。
クズノチビタマムシ成虫
クズノチビタマムシ成虫食痕
オジロアシナガゾウムシ成虫
クズで見られるカメムシ2種
クズでよく見かけるカメムシは普通2種類います。平たくて薄い茶色をしているのがホシハラビロヘリカメムシです。クズの茎から汁を吸っています。もう1種は「これカメムシ?」と疑うほど変わった格好をしています。ほぼ茶色をしており体は丸っこく、光沢があります。マルカメムシと呼ばれています。これも茎から汁を吸い、集団でいたりします。
ホシハラビロヘリカメムシ成虫
マルカメムシ成虫
ウラギンシジミ
翅の裏が白銀、表は黒でオスは部分的に朱色、メスは白く、素早く飛び回るウラギンシジミというチョウがいます。成虫越冬したメスはフジの花穂に産卵、幼虫は花を食べます。次の世代の幼虫はフジのつるや若い葉を食べ、その次の世代はナツフジの花を食べ、その次の代はクズの花を食べ、最後に羽化した世代は翅の形が尖っており、成虫で越冬します。オスの翅表内側は赤、メスは水色です。
ウラギンシジミ夏型オス成虫
ウラギンシジミ夏型メス成虫
ウラギンシジミ秋型オス成虫
ウラギンシジミ秋型メス成虫
ウラギンシジミ蛹
クズの花を食べるウラギンシジミ幼虫
ナツフジの花を食べるウラギンシジミ幼虫
フジの蔓を食べるウラギンシジミ幼虫
フジの蕾に産卵されたウラギンシジミ卵
フジの蕾を食べるウラギンシジミ幼虫
アカテンクチバ(蛾)
アトヘリヒトホシアツバ(蛾)
オオウンモンクチバ(蛾)
昼間に見る機会も多いガです。前翅の黒点は,オスでは特に目立つ個体が多いです。またオスでは横線の縁取りがはっきりし、外縁が直線的であることも目安になります。メスは斑紋が不明瞭ですが、ウンモンクチバに比べやや赤っぽい(橙色っぽい)印象。ウンモンクチバとニセウンモンクチバには前翅頂近くに角張った暗色部がありますが、本種は不明瞭です。
コフキゾウムシ
成虫は特にクズの葉の表で見つかります。
シロコブゾウムシ
成虫はクズで見かけることも多いです。葉を触っただけでポロリと下に落ちてしまいます。
トガリシロオビサビカミキリ
広葉樹の枯木や弱った木に集まりますが特にフジに多いです。
トガリシロオビサビカミキリの成虫
トガリシロオビサビカミキリの幼虫
トガリシロオビサビカミキリが空けた穴
トビイロスズメ(蛾)
トビイロスズメの成虫
トビイロスズメの幼虫
フチグロトゲエダシャク(蛾)
ルリシジミ
各種の花に来るほか、オスは路上で吸水します。近年は北上種のヤクルリシジミのほうがよく見かけられます。
ルリシジミの成虫
ルリシジミの卵
ルリシジミの幼虫
ワモンサビカミキリ
伐採枝を積んであったりするとよく見かけます。
やってみよう!
わかるかな?(3択クイズ)
Warning: Undefined variable $anser1_tag in /home/moripro/minnanomoripj.org/public_html/wp/wp-content/themes/moripro_var001/single-zukan.php on line 342
Warning: Undefined variable $anser2_tag in /home/moripro/minnanomoripj.org/public_html/wp/wp-content/themes/moripro_var001/single-zukan.php on line 343
Warning: Undefined variable $anser3_tag in /home/moripro/minnanomoripj.org/public_html/wp/wp-content/themes/moripro_var001/single-zukan.php on line 344