シモツケ
Spiraea japonica
バラ科
シモツケ属

下野(栃木県)の国で見つかったので、シモツケの名前がついたと言われています。佐賀県でも山野で自生のものが稀に見られます。背の低い木で株立ちに群生します。初夏にピンク色の小さな花が集まって咲ききれいです。花の色も紫色や白色などがあって園芸品種も多く作られてます。果実は5個単位でつき、殻が長く枝に残ります。葉のふちはノコギリの刃のようにギザギザしています。

6月

10月


2022.6.2 佐賀市金立公園

2022.9.29 佐賀市金立公園

2022.6.2 佐賀市金立公園
つながってるいきもの
シモツケマルハバチ
白い粉を吹いたような芋虫型の幼虫がシモツケの花や蕾を食い荒らします。せっかくの見頃を迎えようとしているところを、食べられてしまいます。このハチの仲間は幼虫が葉を食べることからハバチと呼ばれ刺すための針は持っていません。ハチといえば腰がすごくくびれていますがハバチは腰が太いため広腰亜目に分類されています。
シモツケマルハバチ終齢幼虫
アカトビハマキ(蛾)
別名シロズトビハマキと言うようにオスは頭、特に顔面がほぼ純白です。日本産でこのなかまで頭が白いのは本種のオスだけです。
ホシミスジ
枝先に翅を広げて、滑るように滑空します。栽培植物にも幼虫がよくつくため、山村の民家でも見られたりします。
やってみよう!

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