バクチノキ
Laurocerasus zippeliana
バラ科
バクチノキ属

暖かい地域に分布する木で、佐賀県では玄海地域で見られます。バクチノキの変わった名前は、樹皮がはがれ落ち続ける特徴があることから、その様子を“博打”に負けて金を払えなく着物をはがされ続けることにたとえたものです。バクチノキの葉のつけ根には蜜腺とよばれる“イボ”のような突起があって、そこから蜜を出しアリを呼び寄せています。葉を食べる害虫を退治してもらうための工夫です。

9~10月

5月




2022.5.7 佐賀県林業試験場

2022.8.20 唐津市岸岳
葉のつけ根にある蜜腺
唐津市の岸岳にはバクチノキの大きな木があって樹皮がはがれ落ちてるのがはっきり分かります。この木を見るとバクチノキの名前の由来が理解できます。
つながってるいきもの
サツマシジミ
幼虫は食樹の蕾や花を食べます。成虫は樹林の林縁や、こずえを敏捷に飛びます。花にくるほか、地面で吸水したりもします。
サンゴジュハムシ
幼虫、成虫ともに食樹の葉を食べ、葉を穴あき状態にします。特に市街地や公園での発生が多いです。
サンゴジュハムシの成虫
サンゴジュハムシの幼虫
やってみよう!

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