10~11月
3月
つながってるいきもの
チャミノガ
幼虫がチャノキの葉を食べるのでチャミノガと呼ばれるガがいます。幼虫はミノムシで葉をくっつけた蓑の中に潜んでいます。大きめのミノムシにはオオミノガ、ニトベミノガとこのチャミノガがいますが、オオミノガは大陸からやってきたヤドリバエに駆逐されてしまい、見なくなりました。チャミノガはいろんな植物を食べ、カイヅカイブキにもいます。
チャミノガの蓑
チャドクガ
チャノキ、ツバキと同じく年に2回チャドクガの幼虫が発生します。薄茶色のケムシで、小さい頃は数十匹が並んで葉を食べ、成長するに従ってバラバラに木の全体に広がります。このケムシは目に見えない小さな毒の毛を何万本も持っていて抜けやすく、触るだけでなくそばにいただけでかぶれたりします。ふれたら強い水で素早く洗い流すのが大事です。
チャドクガ成虫
チャドクガの交尾
チャドクガの卵塊
チャドクガ幼虫
アカイラガ(蛾)
幼虫は大きな突起に、更に二次の刺を持っていますが、イラガ科の中で刺はかなり細い方です。
アカイラガの成虫
アカイラガの幼虫
アミメマドガ(蛾)
オオアトキハマキ(蛾)
普通種ですがどちらかと言うと寒冷地の蛾で、関東では山に行かないとなかなか見られません。アトキハマキに似ていますが本種の方が地色が薄く、全体に網目模様が目立っています。ヒナタハマキメスと本種メスは外見での区別は大変困難です。
オキナワルリチラシ(蛾)
チャノウンモンエダシャク(蛾)
チャハマキ(蛾)
幼虫は、驚くほど多くの種類にわたる植物を食べます。
テングイラガ(蛾)
幼虫は肉質突起上に多数の毒棘を持ち、触れると激痛を与えます。赤く腫れますがほとんど痒みはなく、3日位で治癒します。
テングイラガの成虫
テングイラガの幼虫
ナミガタエダシャク(蛾)
ナミスジコアオシャク(蛾)
ヨモギエダシャク(蛾
個体変異が強い種。本種は一属一種で、分類上独立した種類のようで、他の地味系エダシャクとは微妙に違いがあります。前翅の形に特徴があり、僅かな差ですが、他の地味系(cleora属,hypomecis属)などよりも若干細長い傾向があります。この前翅の形が第一印象に直結する一つの要素です。同じような前翅の形をしている地味系では、セブトエダシャクなどがいますが、横線などで見分けられます。
ヨモギエダシャクの成虫
ヨモギエダシャクの幼虫
やってみよう!
わかるかな?(3択クイズ)
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